テーマは、自我状態2です。
自我状態は交流分析の基礎的な理論になります。
ここでは、3つの自我をさらに5つの機能に分けた機能図を学びます。
1.ペアレント 「P」 は、2つに分かれます。
* Critical Parent ・ Controlling Parent : 略して 「CP」 と呼びます。
批判的な親のような状態で、効果的ではない自我の状態です。
* Nurturing Parent : 略して 「NP」 と呼びます。
優しい、思いやりのある親のような状態で、効果的な自我の状態です。
2.アダルト 「A」 は分けません。
* Adult : 略して 「A」 と呼びます。
今、ここ、事実を吟味する成人、大人のような状態で、効果的な自我の状態です。
3.チャイルド 「C」 は2つに分かれます。
* Natural Child ・ Free Child : 略して 「NC」 ・ 「FC」 と呼びます。
自然な、自由な子どものような状態で、効果的な自我の状態です。
* Adapted Child : 略して 「AC」 と呼びます。
従順な、適応した子どものような状態で、効果的ではない自我の状態です。
この5つの自我に分けられます。
また、この機能を更に細かく分ける考え方もありますが、ここでは省きます。
次に、この自我状態の構造をみてみます。
構造というのは、自我状態がどのようなもので組み立てられているかというものをみていくものです。
まず、ペアレントです。
お父さんの「P」・「A」・「C」、お母さんの「P」・「A」・「C」、お爺ちゃんの「P」・「A」・「C」、おばあちゃんの「P」・「A」・「C」、近所のおじちゃん、おばちゃんの「P」・「A」・「C」、学校の先生の「P」・「A」・「C」など、色々な人たちの「P」・「A」・「C」が記憶されています。
その人たちの倫理、道徳、正義などをそのまま受け取っています。
正しいとか、間違っているなど判断しないで受け取っていますから、今の、自分の偏見につながっているものがあります。
アダルトです。
学校生活、家庭環境での学習で身に付けた状況判断能力、問題解決能力、現実吟味する能力です。
チャイルドです。
子ども時代の体験によって身体的に記憶されています。
自分の欲求を自然に表現する部分もあれば、他人の顔色をうかがう自分がいます。
これは今の自分の思い込みになっているものがあります。
このように、私たちは一人一人がそれぞれ違った偏見や思い込みを持っています。
その中でコミュニケーションを図っていますから、人間関係が上手くいくばかりではないということがわかります。
人間関係は歩み寄りですし、だから、コミュニケーション能力をみがく必要があるのです。
以上、少し難しい説明になりました。
次回は、更に自我状態を学びます。
