時々、とても素直でおとなしい方が、うつ的な症状を抱えて相談にお見えになります。
周囲とのコミュニケーションが上手くいかず、悩みこんで体調不良をきたし、
医療機関では気分障害等の診断を下されます。
そこで、見落としがちなのは生育歴等からくる発達的な障害です。
発達障害は、うつ的なセラピーだけでは対応するのが困難です。
まずは、専門医にて心理テストを受け、自己の課題を数値化することです。
発達障害が認められた場合には、家族・職場等の環境改善が必要で、
カウンセラーはその調整役としての役割を求められる場合があります。