うつ、不安症、パニックの後に10

皆さん、こんにちは。今日もご視聴ありがとうございます。

幸せですかぁ~ 不幸ですかぁ~

忙しいですかぁ~ 暇ですかぁ~

そんなあなた、今日もよろしくお付き合いください。

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早いもので、このシリーズも今回で10回目を数えます。

前回は「うつ」からの脱出法としての、早朝ウォーキング1時間をご紹介させていただきましたが

今日は「うつ」と「感情」とくに「怒りの感情」について考えてみたいと思います。

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私は、抑圧された「怒り」、秘められた「怒り」、切り離された「怒り」が「うつ」の症状に

大きな影響を及ぼすと考えています。

抑圧された怒りは、偽物の悲しみや恐れや無感情として表現され、無かったとにされます。

しかし、怒りそのものが無くなったわけではなく、抑圧されたエネルギーは必ずいつかどこかで、

大爆発を起こします。

この抑圧された怒りのエネルギーの大爆発が自分に向けられた時、自殺やうつ、危険行為などの

症状が現れ他者に向けられた時、DVなどの暴力行為や育児放棄あるいは傷害事件などに及びます。

秘められた怒りは、罪悪感となり、自分を責め苛みます。

罪悪感は依存性があり、いったん受け取ってしまうとなかなかコントロールしにくくなり

常に自分を不快な状態にし続けます。

この罪悪感から抜け出せない感覚に私たちはいつもうんざりさせられます。

切り離された怒りは、相手に投影(反射)されて自分に向かって飛んできます。

本当は自分の怒りなのに、相手が怒っているかのように感じてしまうのです。

相手がいかにも怒っているかのように怒りが自分をめがけて襲ってくるのです。

これを「投影」といいます。

「対人不安」を感じる方はこの方法を使って自分を恐がらせていると言われています。

うつの人も、不安症の人も怒りがいっぱいたまっているんですね。

うつの人は怒りを抑圧し、不安症の人は怒りを投影しているかのように感じますね。

それも罪悪感にまみれながら。

私の「うつ」の場合もこのパターンで、長期間にわたって怒りの感情を抑圧した結果、

仕事や人間関係の不調などが表面化しいて、心と身体のバランスが大きく崩れたのです。

幼少期から少しずつため込んできた怒りの感情がついに処理しきれなくなったんですね。

ずっと「おりこうさん」状態で仕事をしていましたから、多少のことでは腹を立てることが

できないんです。

頼まれた仕事は断らず、人の手伝いも進んでやる。もちろん期限も厳守する。

理不尽な要求にも笑顔で対応。こんな感じでしたから。

でも不思議なことに、この頃は、自分が我慢していることにさえ気づいていなかったのです。

「無感覚」でした。無感情という感情(感情遮断)もあるんですね。

怒りの感情は感じ尽くすことで健康的に処理できます。

怒っている自分に気づく

怒ることを自分に許す

ありのままの怒りを感じてみる

次回は怒りの感情の処理の仕方、解決法(私のやり方)をお伝えさせていただきたいと思います。

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望ましくない状況を変えるためには、それまでとは違った行動をする必要があります。(リズ・ブルボー)

 

 

 

 

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