反射 ~シンプルなことほど難しい/くまもとこころ塾(2016/11/19開催)

こんにちは!

11月19日(土)に「くまもとこころ塾」を開催しました。

今回は、テストを通して「共感と反射」について学び、動画視聴で「パニック障害」の実態や治療に関する知識を深める時間としました。

 

 

カウンセリングでは、鏡が反射して返すように、相手が伝えてきたことをそのまま返す応答を「反射」と呼びます。

非常にシンプルですが、実はこれがなかなか難しい技術です。

意図や判断、評価などを付け加えることなく、単に反射して返すというのは、普段のコミュニケーションにおいて、人があまりしないことなのです。

 

世間一般にはこれを“オウム返し”と呼び、ただ単純にそのまま同じ言葉を返しているだけだという認識を持つ人がいるかもしれません。

しかし、本当の意味での「反射」は、そのような“オウム返し”とは異なり、様々なヴァリエーションを備えた技術なのです。

 

例えば、相手が弱く細い声で「もう頑張れない…」と言ったとします。

あなたならどのように反射するでしょうか?

一つは、「もう頑張れないんだね」と反射する方法があるでしょう。

しかし、もっと他の反射の仕方も考えられます。

例えば、「限界まで頑張ってきたんだね」「これまでよく頑張ってきたね」などの応答です。

前者も後者も内容として大きな違いはないかもしれませんが、相手に伝わるニュアンスにはかなりの違いがあるでしょう。

相手の言葉の背景にある心の動きまでも感じ取り、反射にそのニュアンスを反映させることが肝心なのです。

 

さらには、伝え方も重要なファクターです。

声の強弱、高低、長短などを適切に使い分け、相手に共感する言葉のバイブレーションを伝えることが大切なのです。

これは、単に“オウム返し”をすればいいといった認識ではできないことなのです。

 

「反射」は一つの大切な技術ではありますが、カウンセラーは技術を駆使するだけでなく、そこに想いを込めて寄り添います。

どんなに上手に技術を使ったとしても、心がこもっていなければ、相手の心に響くことはありません。

結局のところ、相手のことを想い、心から寄り添うことが一番大切なのかもしれません。

 

 

以下は参加者の感想です。

 

 

★ Aさん

傾聴の基本である共感と反射についてのテストでした。

鏡が反射して返すように、自分の考えを持たずに相手に委ねることが大切で、共感を表明するときは、断定して、疑問形は使わない。

ただのオウム返しではなく、反射には無限のバリエーションがあり、クライアントが何を言いたいか汲み取り、感じ取ること。

言葉より心の叫びを聴いてあげること。

心のひだを通したバイブレーションの声で、自分の言葉で、自分が実感した言葉で伝え返すことが大切なのだということを学びました。

とても繊細な心、神経が必要ですね。

普段の生活では、忙しいし、疲れるし、あえてやらないようにしているかもしれないなと気づいたので、意識してやってみようと思います。

自信のなさを怒りに変えて自分を守るという本能があるという話を聞いて、弱い犬ほどよく吠える(スピッツ)という言葉を思い出しました。

私もそういうところがあります(>_<)

パニック障害や不安・強迫神経症についての精神科医の方のお話は、薬も大切だけれど、やはり最後は自分の考え方、習慣なのだなと改めて感じて、カウンセリングの必要性と大切さを深く感じました。

今日もありがとうございました。

 

 

★ Bさん

今回はパニック障害の症状やどういった治療が必要なのか等が分かりやすくまとめてあり、理解が深まりました。

病院での治療において、薬だけで不安をすべて抑えるのではなく、薬である程度まで下げて、「行動」することで自然治癒力を高めていくという説明があり、日頃は治療に携わる方の話を聴く機会がないので、とても印象的でした。

最近、自分の意志で「行動」すれば、自分に自信がつき、流れが変わるような気がしていたんですが、以前からワークショップ等でも言われていたように、やはり「行動」がキーワードなんだなと実感しました。

今日も有り難うございました。

 

 

★ Cさん

第1部 共感と反射

答えはクライアントが持っている。

そのクライアントにカウンセラーの感性でクライアントの言葉をその言葉の中にある意味を感じ取り、カウンセラーの自分の声で心のヒダを通して信じる!

その心がけでいきたいと痛感しました!

クライアントの修辞疑問の言葉にはクライアントの主張があり、その主張に答えて言葉を返す!

たとえその返した言葉が違っていてもクライアントが違うと言ってくれる!

臆せずクライアントに寄り添う自分の行動を信じていきたい!

第2部 動画での不安神経症のレクチャー

治療に1~1年半かかるが治る病気、きちんとした投薬と認知行動療法がキーとなる。

不安の軽減は波がある!

下向きの波の時に不安・不全感を感じる。

その時、最初に比べ、前の波に比べ、今は良くなっているという「自分を見る力…信念」が自分を救う。

とても心に響いた話でした。

 

 

★ Dさん

質問票では、「共感と反射」をテーマに学びました。

傾聴において、反射は欠かすことのできないものです。

クライアントの成長や自律を促すための反射ができるよう、声のトーンやニュアンスまでも大切にしていきたいと思います。

動画では、「パニック障害」について学びました。

パニック障害はよく耳にする疾患ですが、どのようなものなのか漠然とした認識しかありませんでした。

今回の動画で、その概要がとてもよく分かりました。

治療については、症状に応じて適切な対応をすること、特に正しく薬を使って不安を低減させることと、不安に対して立ち向かって乗り越えるトライをすることを組み合わせていくことが重要だと理解しました。

病院での治療行為においても、本人の治癒力を高めていくことが大切であり、その点はカウンセリングで目指すものと同じであると感じました。

「正しい知識・認識のもとに適切な努力を積み重ねていくこと」

すべての事柄に共通するポイントだと思います。

今回も貴重な学びをありがとうございました。

 

 

★ Eさん

本日は、大きく2つ勉強させていただきました。

1つ目は、共感と反射です。

改めてカウンセリングの中で大事なこととして、カウンセラーは自分の考えを持たない、全てはクライアントにゆだねるということです。

また、言葉=言語(文字)+音ということを学びました。

同じ投げかけの言葉でも、音量や強弱のポイントで、取り手の印象は大きく変わってくるということです。

2つ目は、パニック障害等の治療方法を学びました。

その中で、抗不安薬は、常用量依存であって、めったに増えることはないが、完全に薬に頼るのではなく、自然治癒力の部分を残しておく必要があることです。

また、分からないことは、ずっと分からないと悩んでいても仕方がない(人生には限りがあり、もったいない)ので、思いきって捨ててしまうことも大事だということを学びました。

まとめとして、「あ~、そうか」という気づきが多くあり、また少し気が楽になった気がします。

 

 

★ Fさん

今日のこころ塾は、「共感と反射」のテストでした。

クライアントに共感し、カウンセラーの考えをすべてクライアントに委ねる。

答えはクライアントがもっているというカウンセラーの姿勢を学びました。

カウンセラーは、アダルトの観察力が大切だと感じました。

 

 

次回の開催は11月26日(土)13時からです。

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