ラケット感情 ~自分との闘い…やめてもいいのよ♪/心理カウンセラー養成講座(2016/9/28開催)

こんにちは!

9月28日(木)に心理カウンセラー養成講座を行いました。

今回は、前回に続き「ラケット感情」をテーマに勉強しました(^^)/

 

「ラケット感情」とはどんなものか…?前回の記事をご覧ください!

ラケット感情 ~わかっちゃいるけどやめられない/第35回心理カウンセラー養成講座(2016/9/15開催)

 

前回にも少し触れていますが、

「ラケット感情」は、幼い頃から、親に認めてもらうため、愛してもらうために繰り返し使ってきた、自分にとって馴染み深い“思考”だと考えることができます。

親からのストロークを得るために、無意識のうちに“本物の感情”を抑圧し、親に認めてもらえるような代理の感情(=ラケット感情)を表出するのです。

ちょっと想像すればわかりますよね!幼い子供にとって、親がすべてなんです。

みんな親から認めてもらいたくて、愛してもらいたいんです。

 

しかも、厄介なことに、「ラケット感情」に基づいて自分の“信念”をつくり上げてしまった場合…

その“信念”を強化するために、「ラケット感情」を感じるような状況を、自分で、無意識に、繰り返し、つくり出してしまうのです。

これが交流分析では「ゲーム」と呼ばれるものです。

そして、自分で決断した“信念”は「人生脚本」と呼ばれます。

 

 

さて、そんな「ラケット感情」ばかりを使っていると… やっぱり、いろんなところに歪みが生じてきます。

 

一例として、親の言うことをよく聞くとっても“いい子”を想像してみてください。

何の問題もなく、親にとっては手がかからず育てやすい優等生です。

世間ではそんな子供が“いい子”と呼ばれたりします。

しかし、そんな子供が親や周囲の人たちに認めてもらうために、“本物の感情”を抑圧しているとしたら…

(もちろん、その子自身はそんなことは意識してはいないのですが…それが「ラケット感情」の怖さでもあります)

 

もしかしたら、子供の間はまだいいかもしれません。

自分の中でも“いい子”としての自分像が出来上がり、どんなことにも一生懸命に取り組みます。

“いい子”である自分は、

「勉強ができて成績が良くある“べき”だ」

「友達や先生にも好かれている“べき”だ」

「世の中のルールはちゃんと守る“べき”だ」

「なんでも早く、しっかりと、完璧にやる“べき”だ」

 

そして、成長の過程で、あるいは大人になったとき、自分で自分に課した“べき”によって苦しくなってしまう…

自分の“べき”に応えられない自分に出会ってしまう…

当然のことながら、世の中には自分の思い通りにならないことがあるのです。

それでも、“いい子”として育った人は、なんとか乗り越えようと一生懸命に頑張ります。

“いい子”である自分は、どんなことも最後まで頑張る“べき”だから…

 

そんなとき、その人の中では“自分”対“自分”の闘いが行われています。

「本当は疲れているのに…もっと頑張るべきだ!」

「本当はもう辞めたいのに…もっと続けるべきだ!」

 

 

他人からは離れることができても、自分からは離れることができません。

自分との闘いが長期間続いたあかつきには、自分で自分のエネルギーを奪い尽くし、極端な場合、うつや神経症などの精神疾患につながっていくこともあるのです。

 

「ラケット感情」は、“本物の感情”に気づくためのチャンスを与えてくれているのかもしれません。

自分の「ラケット感情」に気づき、“本物の感情”をそのまま出していけるよう練習をしてみる…

そんな自分を想像しただけでも、少し気持ちが楽になることもあるかもしれませんね(^-^)

 

感情の使い方は自分に委ねられています。

まずは、自分との闘いをやめてみませんか?

自分に優しくなってみませんか?

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(≧▽≦)

 

 


 

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