うつ、不安症、パニックの後に5

皆さん、こんにちは。今日もご視聴ありがとうございます。

私の性格ようにノー天気な日々が続いていますが、皆さん体調いかがですか 。

春バテという言葉もあるようです。どうぞ気をつけて下さいね。

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このブログは、私のうつ、不安症、パニック障害の体験をもとに書いています。

私自身のメンタル疾患当事者としての気持ちや経験、そしてカウンセラーの視点からの

考えや観察を率直にお伝えしています。

前回は、死にたい、消えたい、いなくなりたい、そんな気持ち《希死念慮》が主なテーマでした。

今回はこの《希死念慮》が、自分をマインドコントロールしている状態だという理由を

一緒に考えていきたいと思います。

 

「死にたい」「消えたい」「いなくなりたい」という気持ちはどこから来るのでしょう。

このつらい気持ちはなんでできているのでしょう。

私の学んだ「交流分析」という心理学ではこの正体を「無意識のプログラム」と呼んでいます。

この「無意識のプログラム」は、いつのまにか私たちの心の中に無数にインストールされていて、

日常生活をコントロールしています。

このプログラムの中のひとつに、「禁止令」と呼ばれるものがあります。

(「禁止令」は、ほとんどの場合ほぼ7歳ころまでに、家族との関係の中で私たちの

直感的判断【いずれ詳しく】でインストール《決断》したものだと言われています)

この禁止令プログラムの中に「存在するな」というメッセージがあります。

これは人間の生死にかかわる重大なメッセージを携えています。

自殺を図られる方のほとんどがこの禁止令をもっていると言われています。私もオーナーです。

人によって感じ方が違い「死んでしまえ」「消えてしまえ」「いなくなれ」「ここにいるな」

などの感覚を持ちます。

私の場合、「死んでしまえ」がいちばん強かったように覚えています。

このように《希死念慮》にさいなまれる時は、この「存在するなのプログラム」が

スイッチ・オンになっているのです。

それでは、どんな場合にこのプログラムがスイッチオンになるのでしょうか。

仕事の失敗、人間関係の悪化、借金苦、家族の死や病気、失恋、裏切りなど直接的な

原因はたくさんありますが、大きく次の5つに分けられます。

①これ以上完全な自分を表現できなくなったとき(自分の完璧主義が崩れたとき)

②これ以上強い自分を表現できなくなったとき(自分を敗北者だと認めさるをえなくなったとき)

③これ以上人を喜ばせることができなくなったとき(自分の無力さを認めざるをえなくなったとき)

④これ以上頑張れない、努力できい状態になったとき(自分の限界を認めざるをえなくなったとき)

⑤これ以上早く、スムーズに物事を処理できなくなったとき(のろまな自分を認めざるを得なくなったとき)

以上の5つは、「ドライバー」と呼ばれ、これも無意識のプログラムのひとつです。

普段「ドライバー」は「禁止令」から私たちを守ってくれています。ある意味、役に立っています。

それはこんなふうに働きます。

「死んでしまえ」→「(完全な人間だったら)生きてていいよ」

「消えてしまえ」→「(強い人間だったら)ここにいていいよよ」

この「生きることを赦される条件(完全な自分、強い自分でいることなど)」それがドライバーです。

ですから、このドライバーの条件がクリアできなくなる(極度のストレス状態になる)と

禁止令「存在するな」のプログラムにスイッチが入って「ダメなお前なんか死んでしまえ」になるのです。

つまり、ドライバーには大きな罠があります。よく考えてみましょう。

①誰も完全であり続けることはできない

②誰も強くあり続けることはできない

③誰も人を喜ばせ続けることはできない。

④誰も一生懸命努力し続けることはできない

⑤誰も全力疾走を続けることはできない。

ですよね。

一時的には、クリアできるかもしれませんが、永遠にクリアし続けることはできないのです。

絶対に無理なのです。不可能なのです。

ですから、いずれはこのドライバーの罠にかかって「存在するな」「死んでしまえ」「消えてしまえ」の

メッセージを受け取ることになるのです。

何も知らない当時の私は、ちょっとした失敗やトラブルの度に自己嫌悪、劣等感、罪悪感、絶望感、後悔、

被害者意識にまみれながら、「お前なんか死んでしまえ」のメッセージを聞き続け必死にもがいていたのです。

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私は生きてていい。私はここにいていい。

ありのままの私でも生きてていい。ありのままの私でもここにいていい。

そのまんまの私でも生きてていい。そのまんまの私でもここにいていい。

何もしなくても、何もできなくても私は生きてていい。

何もしなくても、何もできなくても私はここにいていい。

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今日も最後までご視聴頂きありがとうございました。

またお会いできますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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