平成28年3月20日ワークショップ

今回はハコミセラピーという手法を学びました。

クライエントの身体が感じているものを言葉にしてもらいながら深めていくカウンセリングの手法です。

自分が感じていることを言葉で表現するためには、カウンセラーの適切な質問が重要です。

質問が不適切であれば、クライエントは、抵抗を示し、思考で答えようとしますから、この手法のカウンセリングは成立しません。

これはカウンセラーの高度な手腕が問われる手法といえるのではないでしょうか。

その難易度の高い手法を学んだ参加者の方の掲載許可を得た感想です。

 

* Aさん

今日のワークショップは、昨日と同じカウンセリングの演習でした。

クライエントのチャイルドに、自分のチャイルドが反応してしまうと、カウンセリングが成り立たなくなってしまうので、カウンセラーは日頃から自分のメンテナンスをちゃんとしておく必要があることを再確認しました。

また、2日間(3月19日くまもとこころ塾と、本日のワークショップ)を通して、皆さんのワークをみせていただき、自分を守るための手段は、感情を抑圧したり、笑いにすり替えたりと様々ですが、人それぞれの人生があり、誰もが一生懸命生きているんだなあと、改めて感じました。忘れがちなことを思い出させていただいて、有り難うございます。

 

* Bさん

自分の身体の痛み、違和感に焦点をあて、カウンセリングを行っていく、ハコミセラピーを今日一日、行いました。

私は今日は、クライエントのみの体験をし、身体に違和感を感じているところに焦点を当てようとすると、違和感、痛みがコロコロ場所を変えていき、本題に入るのをはぐらさす、身体の面白さを体験できました。

それと、思考では、「そうじゃないよ!」と思っていることでも、実際はそうだったり、深く入ろうとすると、カウンセラーの方が質問されたことを思い出せなかったり、混乱させる映像が出てきたり、今まで一生懸命だったんだなあと実感できました。

私を今まで支えてくれたチャイルドに感謝。

そして、楽しみながらワークをし、ワンダーチャイルドがどんどん活き活き、ルンルンしてるのを実感しながら、今の自分に感謝。

そして、共に時間を共有できた方達に感謝。

あ~、今日も、ありがたい一日でした。

 

* Cさん

昨日(くまもとこころ塾)、今日とハコミセラピーを行いました。

2日間にわたり、クライエント、カウンセラーの双方の役をやらせていただきました。

クライエント役の時は、目を閉じるので、カウンセラーの声の表情が良く伝わることに気づきました。

クライエントは、不安の中でセラピーを受けるため、カウンセラーの「大丈夫」と思う声なき心の声が大切なのだと思いました。

そして、受容、共感、保護と許可の与える安心感は、言葉にできず、想像です。

カウンセラー役の時は、テーマとなる言葉を引き出すことの重要さ、クライエントに考えさせないための端的で、なおかつ的確な言葉を質問する難しさと大切さを学びました。

クライエントの立場に立ち、守り側に居る。

その為にも「信頼」が必要ですが、クライエントよりもカウンセラーの心を見せることの重要性を教えていただきました。

人間の総合力を試されるのが「カウンセラー」だということだと教えて頂いたので、学べるだけ学んで、新しい自分を創りたいと、改めて思いました。

考えるより、感じることを目指します。

 

* Dさん

今回は、新しいカウンセリング手法を体験しました。

自分の身体の声を聞くということで、感じることを言葉で伝えてもらうというものでした。

身体の声不だから、感情だけではなくて、痛み、違和感、色、形、大きさなど、身体に感じているものの構成にも及ぶということでした。

クライエントによっては、どうしても思考寄りで返事をしてくる人がいると思うので、その構成についての質問をすることで、感じている身体の本物の声を聞くことが可能になっていくのかなあと思いました。

 

* Eさん

今日はハコミセラピーについて学びました。

ハコミとは、インディアンの言葉で、「あなたはだあれ?」という意味のこと。

カウンセリングのテーマを身体に聴くのです。

私はクライエントの立場を体験させていただきました。

「私にとって一番大切なものは〇〇です」と〇〇の言葉を変えてカウンセラーが言うので、私は自分の体の反応を感じ取っていたところ、「優しさ」という言葉で右腕に鈍い痛みが走りました。

この痛みは超在意識から潜在意識を通って意識化されたものらしいです。

その痛みの表情、色、形、しゃべれるとしたら何と言うか、などカウンセラーの問いかけに答えていくと、痛みは消え、今度は、右腕が冷たくなってきて、そのあと、痛みが、のど → 扁桃腺 → 耳へ移動していきました。

その都度、自分の手を当てて感じていたら、自然と痛みは消えて、「優しさ」、「慈しみ」という言葉に包まれて幸せな気持ちになりました。

私にとって、今、必要なものは、自分への優しさと慈しみなのだということがわかりました。

ハコミってすごいですね!

もちろん、カウンセラーとクライエントの信頼関係が大切で、さらに、クライエントを包み込むような言葉のバイブレーションが大切。

クライエントではなく、カウンセラーがどれだけ心を開くかが大切。

カウンセラーは、いかに、考えさせないかが大切。

質問も直感で答えられるものにすること。

さらに、TA(交流分析)、ゲシュタルト、夢のワーク、ハコミ、の中で、クライエントに一番適切な向き合い方をしてあげること。

大切なことがたくさん!!

「カウンセラーは人間としての総合力が問われる」という言葉が一番響きました。

超在意識と潜在意識と顕在意識の循環がストップしているのが、痛みの違和感とのことですが、チャクラもそうだし、命はやはり循環なのですね。

今日もたくさんの学びと気づきをいただきました。

ありがとうございました。

 

さて、次回のワークショップ開催のお知らせです。

平成28年4月10日(日)午前10時から午後5時まで。

ワークショップは、「教える体験」がテーマです。

自分が他人に教えたいものを教えます。

他人に教えるためには、自分が詳細な知識と、綿密な準備が必要です。

自分の学びのために、他人に教えるのです。

心理学に興味のある人、カウンセラーを目指したい方、どなただも参加はできます。

詳細は電話やメールでお問い合わせください。

 

 

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